2008年4月14日付佐賀新聞によると、4月からのメタボリック症候群予防の「特定健康診査」義務付けを受けて、佐賀県内でも「メタボ特需」をにらんだ商戦が目立ってきているといいます。
メタボ対策関連商品を集めたコーナー設置や、カロリー表示などで商品選択の基準を分かりやすくする取り組みもあるようです。
これまで女性が中心だったダイエット市場に、メタボ中高年男性を取り込もうと、工夫を凝らしていることがうかがえます。
佐賀市の電器店デオデオ本店では、メタボ対策コーナーを新設し、血圧計や体脂肪計、フィットネス機器など約50のメタボ対策アイテムをフロア中央にまとめ、「メタボ健診義務づけ」と書いた大型ポップで興味を引きつけているようです。
メタボ対策アイテムの売れ筋は、乗るだけで脂肪を燃焼させる15万円前後のフィットネスマシンとのこと。
各店とも新ターゲットは、中高年のメタボ男性。
メタボ検診という新制度スタートと、春の健康診断シーズンの相乗効果で、メタボ需要を期待しているようです。