医療データベースの構築・分析や健康保険組合へのソリューション提供を行う日本医療データセンターは2008年5月1日、BMIが18.5未満の「やせ」に該当する50代女性は、BMI18.5以上の人と比較して、骨粗しょう症の有病率が約2倍におよぶことを発表しています。
閉経を迎えるころの骨粗しょう症の罹患率の高さに、ダイエットによる「やせ状態」が加わることで、さらに骨粗しょう症のリスクを高めてしまうことが明らかにされています。
専門家の間では、メタボリックシンドローム対策においては、肥満のコントロールが重要な課題ではあるが、比較的若い世代の女性においては、やせすぎが問題になっているという指摘がなされています。
また、やせすぎの弊害の一つとして、加齢とともに影響が出てくる骨粗しょう症があげられ、20代、30代に無理なダイエットで栄養不足にならないように充分留意することが必要との指摘もなされています。